牡蠣の浄化とは
牡蠣は一日に約200Lの海水を体内に取り込んでろ過しています。
その際に海水に含まれる菌や不純物を内臓に取り込んでしまうため、安全に食べるためには浄化が必要になります。
浄化とは水槽の中で紫外線やオゾン、薬剤などで滅菌した海水を循環させ、不純物や雑菌などを排出させることを言います。
紫外線やオゾンによる浄化を行う場合、海水に殺菌灯を1分間照らして無菌状態にしてから水槽へ送り込み、シャワー状にして注ぎます。
この中で牡蠣を飼育することによって、約8~12時間で内臓の汚れや細菌を全て吐き出します。
海水の殺菌にはいくつかの方法があり、紫外線やオゾンを照射する方法以外に塩素などの薬剤で殺菌する方法などがあります。